生まれたばかりの赤ちゃんは、明るいか暗いかが分かる程度の視力しかありません。
視力はものを見ることによって発達していくのです。
弱視とは
生まれて1ヶ月位で物の形がわかる程度の視力になり、2ヶ月位で色が分かるくらいの視力になります。
更に4ヶ月位になると、動くものを追って目を動かせるようになります。
3歳頃には大人と同じ位の視力になり、8歳で完成します。
このように、視力が発達するには絶えずものを見てそれを脳が正しく認識する、この過程が大切なのです。
この過程を妨げる何らかの原因があると、視力の発達が妨げられてそれ以上視力が発達しなくなります。
この状態を弱視といいます。
早期治療が重要
弱視は早期発見、早期治療が非常に重要です。
3歳児検診の視力検査を必ず受けるようにしましょう。
家庭で注意する症状としては、以下のものがあるでしょう。
気になるようであれば、早めに眼科を受診しましょう。
- テレビをかなり近づいて見る
- 目を細めてみている
- 頭を傾けてものを見ることが多い